【しまばら暮らしインタビュー#5】自然の中で働く、ディレクションの醍醐味

柴田　絵美さん

結デザイン

ブランドマネジメント部マネージャー

出身地：佐賀県

移住した年代：30代

移住スタイル：Iターン

Instagram【yuidesign_2005】

#結デザイン　＃ふるさと納税 

島原に来る前は何をされていましたか？

元々は、ドキュメンタリー番組を作りたくてメディア系の大学に通っていて、大学の授業でも番組制作やラジオドラマを企画していました。大学を卒業してからは佐賀に帰っていろんな仕事をしていて、アパレル、医療関係の受付、市役所の臨時職員など本当に様々で、ひとつ前の仕事も今と同じようなディレクター（営業）の仕事でした。現在勤めている会社「結デザイン」は知人に紹介された形ですが、前職在職中にシングルマザーを選んだことでライフステージに変化があったり、仕事についても思うことがあり、思い切って転職をして島原に引っ越すことに。それまで島原には温泉に入りに来たことはありましたが、観光とかはしていませんでした。ただ、ゆっくり温泉につかって、海を眺めて、子どもたちとも遊ぶことができて。なんとなく良い印象が残っていたので、不思議とすんなり受け入れることができました。

現在のお仕事について教えてください。

事業者の元で直接話を聞いて、 返礼品の企画について考えていく。

結デザインは、デザイン会社だと思われているけれど、ふるさと納税業務を一括してサポートする会社です。地域の未来をデザインするという意味が込められた社名で、企業理念は「人と地域のかすがい」。　いろんな自治体や事業者さんからお話を聞いて、その地域や返礼品の良さを見つけ、磨き上げ、発信することが、ディレクターとしての私のお仕事。島原だけでなく全国6箇所にオフィスがあって、いろんな自治体のふるさと納税をサポートしています。

結デザインのインスタグラムでは週に1～2回、各地の返礼品を食べたり使ったりしている様子を投稿していて、これもブランディングやディレクションの仕事の一つ。

ディレクションの醍醐味は、自分が企画したページやパンフレットをきっかけに寄附が向上することと、その自治体のブランド価値が上がることですが、どんなにユニークな企画を立てたとしても、事業者さんや自治体との信頼関係がないとそもそも企画は通りません。まずは会話をして、想いを伝えて、この人が立てた企画ならやってみようと思ってもらえるような、信頼関係づくりを心掛けています。

 

島原のおすすめスポットや好きなところを教えてください

島原暮らしで苦労したところや欲しいものなどありますか？

柴田絵美さん（結デザイン・ブランドマネジメント部マネージャー）