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【しまばら暮らしインタビュー#2 】何を食べるかよりも、誰と食べたか

最終更新日:
PROFILE














 







竹内さん1
竹内 悠太さん(食堂COSTA)
出身:島原市
移住した年代:30代
移住のスタイル:Uターン
Instagram【costa2018shimabara
#食堂COSTA #COSTA #島原COSTA
 


 

島原に来る前は何をされていましたか?


ずっと飲食店で働いていました。高校を卒業してすぐに横浜の飲食企業で働いた後、アメリカ料理店で4年働きました。震災を機に、地元へすぐに帰れる地域に行こうと思い福岡へ移住しました。地産地消をテーマにしたカフェで働いたり、雑貨屋の営業をしたり、イタリアンのお店で働いたりして、福岡には6年くらいいました。



 

島原に帰ってきた理由は何ですか?


いつか島原に帰るんだろうなとは考えていたんです。営業の仕事はしていましたがそれだけでは厳しかったし、30代になったし、家族もできたし、子どももできた。両親は島原にいたので、仕事を辞めて帰ることにしました。

 
 

「食堂COSTA」はどうして始めたんですか?

竹内さん2
食堂COSTAで提供している
メニューのひとつ、「COSTAのオードブル」

20代のころから、いつか自分の店を持ちたいなとは考えていたので、島原に帰ってもどこかに勤めるというのはイメージがわかなかったんです。島原に帰って勤めるなら、どこかに就職するよりもバイトを掛け持ちした方がよかったりするし、就職したとしても豊かな暮らしができるとはあんまり思えませんでした。それなら、自分で何かすることの方が現実的だったので、お店を持つことは自然なことでした。
元々はバーをやりたいと思っていました。でも、横浜や福岡でいろんな飲食店に行く中で、「何を食べたかより誰と食べたか」が大事だなと思い始めて。どんなにおいしいご飯でもスマホを見ながらボーっと食べていたら味がわからなくなる。でも、楽しい友達との食事や、一人でも心地よい空間だったり、お店の人としゃべったりしたら、それだけでもご飯はおいしく感じられる。だから、ご飯も食べられた方がいいなと思って食堂にすることにしました。


島原暮らしでよかったところ、また苦労したところはどこですか?

竹内さん3
趣味のサーフィン。
島原半島でもいくつか波に乗れるスポットがある。

よかった面も苦労した面も、知り合いが多いところ。島原出身なので、そもそも知り合いは多くて助けてもらうことは多い。でも、常に誰かと会ってしまうから心が休まらないこともある。だから山や海のような遊ぶ場所や安らげる場所があってよかったなとも思います。


これからの島原に期待していること 

竹内さん4

おススメの湊新地エリア。

島原市白山地区の海岸沿いにある、

古くから漁業が盛んな地域。


島原を出た人たちに帰ってきてほしいです。Iターンとか、定年移住とかも、もちろん来てほしいけれど、自分みたいな30~40代で実家に両親やお墓がある人たちがどうやったら戻ってくるか。島原で就職するのはあまり現実的ではないから、自分で新しいことをしたいなと思っている人なんかが帰ってきやすい場所にしたいです。自然や食べ物は豊富だし、サーフィンやキャンプやスケボーや、ツーリングもできる。余暇を楽しむには十分な要素が揃っています。数年後には自転車道路もできるからこれから熱くなるだろうし、湊新地エリアもおすすめです。COSTAも含めとっとっと市場、平野鮮魚など、たくさんの人が集まるお店が集っているエリアだから、週末のランチ時なんてこのエリアに100人くらい人がいる。こんなところはなかなかないと思います。こういうところに、コーヒースタンドとか、おやつのお店ができたら良いのになあと思います。

竹内悠太さん(食堂COSTA)

島原市出身。2018年に福岡から島原に帰ってきて6年。横浜・福岡で飲食店のスタッフや雑貨屋の営業として働き、30代にUターン。現在は島原市の多国籍料理店「食堂COSTA」を経営。島原半島の食材を使った料理やクラフトビールの他、ライブや、参加型弾語歌謡ショー、半島遊戯的協会(HIP)の活動など、行動範囲は多岐にわたる。スケボーと音楽とサーフィンが好き。
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