食堂COSTAで提供している メニューのひとつ、「COSTAのオードブル」
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20代のころから、いつか自分の店を持ちたいなとは考えていたので、島原に帰ってもどこかに勤めるというのはイメージがわかなかったんです。島原に帰って勤めるなら、どこかに就職するよりもバイトを掛け持ちした方がよかったりするし、就職したとしても豊かな暮らしができるとはあんまり思えませんでした。それなら、自分で何かすることの方が現実的だったので、お店を持つことは自然なことでした。
元々はバーをやりたいと思っていました。でも、横浜や福岡でいろんな飲食店に行く中で、「何を食べたかより誰と食べたか」が大事だなと思い始めて。どんなにおいしいご飯でもスマホを見ながらボーっと食べていたら味がわからなくなる。でも、楽しい友達との食事や、一人でも心地よい空間だったり、お店の人としゃべったりしたら、それだけでもご飯はおいしく感じられる。だから、ご飯も食べられた方がいいなと思って食堂にすることにしました。