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【しまばら暮らしインタビュー#1】島原はつながりがつながりを呼ぶあたたかいまち

最終更新日:
PROFILE
 
 朝子さん
 
諸山 朝子さん(諸屋農園)

出身:高知県
移住時の年代:50代
移住スタイル:Iターン
夫のUターンに合わせて移住

Instagram【asako_moroyama
#諸屋 #諸屋農園
INTERVIEW
 

島原に来る前は何をされていましたか?

高校でペン習字の講師をしたり、図書ボランティアをしたりしていました。図書ボランティアで読み聞かせをしている一環で発声に興味を持って声楽を習い、声楽の先生のイベントをお手伝いする中で「諸屋」もはじめました。同じ生徒さんの中でいろんな活動やお店をしている人たちがいて、先生に「あなたもやってみたら」と言われたのがきっかけです。はじめは、バリ島の先生の店の服や雑貨、故郷の高知県の野草茶を販売したりしていました。


  

島原を選んだ理由は何ですか?

夫が有明町出身で、定年退職後に神奈川県から島原にUターンすることに。夫の実家の設計を雲仙市のデザイナーさんに頼んだことがきっかけで、娘夫婦も雲仙市に移住したため、自分も追いかけてくる形で島原に移住しました。神奈川でやりたいことはたくさんあったけれど、やっぱり家族は一緒にいた方がいいなと思って。夫の実家の隣で暮らし始めました。

 


なぜ「諸屋農園」を始めようと思いましたか?

諸山さん2

諸山さんが飼っている烏骨鶏とヤギの「キビ」。

除草剤などを撒かなくてもいいようにヤギは除草のため、

烏骨鶏はチキントラクターのために飼っている。


島原に来たからには、島原暮らしを楽しもうと思って新しいことを始めました。いつか島原に行くのであればと思い神奈川でも畑をやっていて、そこで作ったものをジャムにしたりしていたので、「諸屋」の活動にジャムを加えました。その外にも、自分の畑でハーブや野菜を育てて販売しはじめたことで、屋号を「諸屋農園」にしました。
 

 

「諸屋農園」をどんな風にしていきたいですか?

諸山さん3

諸屋農園のジャム。

季節の果物や地元高知のやまももなども使っている。

人とのつながりで始まったので、つながりをつなげて、さらにつながっていくお店にしたいです。
ジャムも、知り合いの農家さんから「大きくなりすぎた黒田五寸人参をジャムにしない?」と声をかけてもらって作りはじめました。その話を知り合いの雑貨屋さんで話すと「うちで置いてみますか」と言ってくれて、ジャムの販売がはじまりました。それから知り合いの直売所や、飲食店で置いてもらうことが増えて、マルシェにも出たりするようになりました。埼玉の知り合いのお店もたくさん頼んでくれたり、購入したお客さんが他のお店に売り込んでくれたり。人とのご縁で販売する場所も増えていって。店舗があるわけではないので、今後もつながりやご縁を大切にしていきたいです。

 


島原暮らしでよかったところ、また苦労したところはどこですか? 

諸山さん4
諸山さんが畑で育てている野菜。



よかったところは、新しい友達がたくさんできたことです。50代で新しい土地に行くことは不安もありましたけど、新しい土地に来ることでまた新しい友達がたくさんできて、とても楽しく暮らしています。島原に来てもう5年目になるけれど、感謝でいっぱいです。
苦労したところは、運転免許をとったこと。それまで免許がいらない生活だったけれど、島原では車の免許は必須。学習支援員も最初のころは自転車で通っていました。50代で運転を始めるのは大変だったけれど、いろんなところに自由に行けるので、免許を取って本当に良かったと思っています。
島原は心も体もゆったりできます。街がコンパクトなので行きたいところをハシゴして行けちゃうし、 情報量がほどよく少なくて良い。都会では交通機関は複雑だし、情報過多で選択することが知らず知らずのうちにストレスになってしまう。多すぎるよりは求めれば手に入るくらいのこの環境がちょうどいいと感じています。




 

諸山朝子さん(諸屋農園)

高知県出身。2019年に神奈川県から移住し、島原暮らしは5年目を迎える。神奈川県内で高校の講師や小中学校の図書ボランティアなどをしており、現在は島原市内で学習支援員をしつつ「諸屋農園」としてジャムや野草茶、ハーブや野菜を育てて直売所や雑貨店で販売している。
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