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【しまばら暮らしインタビュー#3 】「田舎だから諦める」が少しでも減れば

最終更新日:
PROFILE


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山奥 舞美さん
出身地:島原市
移住した年代:30代
移住スタイル:Uターン
Instagram【_ēcle.nail
#ēcle #ネイルサロンēcle

 
 

島原に帰ってきた理由は何ですか?

高校卒業後にネイルの専門学校に通い、新宿のサロンに就職して、ほぼそのまま10年近くネイリストとして働いていました。同じく島原出身だった方と東京で再会して結婚し、一年くらいは夫と、2匹の犬とともに暮らしていました。


 

島原に帰ってきた理由は何ですか?


東京での暮らしは楽しかったけれど、子育て中のお客様とお話ししている中で、小さいころから受験や通学など子どもにとっていろんな壁が多いことに違和感を覚えていました。自分が子育てをするなら島原のようなゆっくりしたところがいいなと考えていて、結婚を機に子育てするなら島原に帰りたいと夫を説得してUターンすることになりました。
 
 

「ネイルサロンēcle」はどうして始めたんですか?

山奥さん 2
夫の父が建設業で、そのつながりで夫は今の建築会社に就職しました。その会社が新しくテナントを入れる建物を建てるということで声がかかり、約1年前にお店を始めました。
自分が高校生のころは、ネイルサロンは1~2店しかなかったけれど、帰ってきたらたくさん増えていて、自分が今始めても需要はあるのかなと不安はありました。始めてみたら結構需要があって、行きつけのお店の人が紹介してくれてお客さんも増えたりして。今までお仕事はネイル一本で、帰ってからも絶対ネイルサロンがやりたかったので、いろんなつながりでお店もできて、お客さんもつながって、とても感謝しています。


島原暮らしで苦労したところや欲しいものなどありますか?

ペット可の物件を探すことです。犬を2匹飼っていたのですが、東京ではペット可物件が結構あったのであまり困りませんでした。引っ越しをするまでなかなか長崎に帰れなかったので、家は島原にいる母に探してもらいました。母が内見に行って写真を撮ってくれたり、不動産屋さんや大家さんとの連絡も取ってくれたりしていました。今住んでいる家もペット可ではなかったけれど、大家さんと交渉しました。
それと、室内で小さい子どもと一緒に遊べる場所が欲しいなと思います。公園がたくさんあるので晴れの日に行くところはあるけれど、雨の日や夏の暑い日はあまり行くところがなくて。がまだすドームとシーサイドにはよく行くのですが、島原にも、あぐりの丘みたいなところや、室内の子ども向けプールとか、小さい子どもが遊べる場所が増えてくれたらなと思っています。


島原のおすすめスポットや好きなところを教えてください

山奥さん3

オーダーデザインの他、フットケアなどのメニューも充実している。


ひょうたん池公園が好きです。虫も鴨もいて、自然があって、遊具があって、そこから見える山がきれいなんです。子どもとよくピクニックしに行きます。島原は自然があって、不自由しないくらいはお店があって、街がコンパクトなところが好きです。車で5分圏内で生活できるし、小中高校が近くにあるし。お客さんがネイルをした後、すぐに出かけられるお店がたくさんあって、よく「この後お買い物に行く」とか「お茶して帰る」とか聞いています。美容室に行ったりネイルをしたりするとどこかに出かけたくなるけど、それができる街だと思います。
  
 

これから移住や起業を検討している方へメッセージをお願いします。

自分が帰ってきてからも好きな仕事が続けられたように、これから美容業界に行きたいと思う中高生や、現在都会で働いている人たちの中で「田舎だから諦める」みたいなのが少しでも減ればいいなと思っています。島原にも需要があるし、子育てできる環境もある。自分がいろんなご縁でネイルを続けることができたように、人とのつながりを大切にして、島原に帰ってくるのも楽しいよということを、もっと知ってほしいです。


山奥舞美さん(ネイルサロンēcle)

島原市出身。2020年に東京から島原にUターン。高校卒業後ネイルの専門学校に通うため上京。新宿のサロンに就職し、約10年ネイリストとして東京で働く。同じく島原市出身の方と結婚し、子育てのことを考えて島原にUターン。ネイリスト技能検定・ネイルサロン衛生管理師を持っており、島原市萩原にてネイルサロン「ēcle」を営業中。
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