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【しまばら暮らしインタビュー#4 】定住のきっかけは人が良かったから。

最終更新日:
PROFILE


南くん1
南 拓海さん
建築設計事務所インターメディア
建築設計スタッフ

出身:香川県
移住した年代:20代
移住のスタイル:Iターン
Instagram【t_minami_
#しまばらぐらし #インターメディア #建築設計スタッフ
 


島原に来る前は何をされていましたか?

高校を出て地元の香川を離れ、横浜の大学で建築について学んでいました。大学院に進学する時にちょうど新型コロナが流行りはじめて大学に通えなくなり、フルリモートで授業を受けることに。普通は大学を軸にして地方を研究することがほとんどだったのですが、大学も使えなくなってしまって。せっかくだから先生から紹介された、長崎で仕事を進めている建築家の方にお世話になることにしました。その時紹介されたシェアハウスに、たまたま長崎にルーツがある建築系の人が集まっていて、地域の人とも交流しながら研究を続ける日々を過ごしました。本当は短期間で帰るつもりでしたが、長崎で暮らすことが楽しくなってきて、結局大学院の間で何度も長崎に訪れ、研究も2年間、長崎を題材に取り組みました。



 

島原に来た理由は何ですか?

南くん3
模型は空間の検討をしたり、
お施主様に理解していただくため製作する。
大学生のころからいろんな事務所にインターンに行ったりしていたのですが、長崎にいる間に島原の建築設計事務所「インターメディア」にも行くことにしました。インターメディアは地域にひらかれていて、インターン生も多く受けいれていて世代も若い。当時、有明の事務所の他に武家屋敷沿いの一軒家にも事務所を構えており、島原らしい風景を身近に感じられるところでした。

 

南くん2
仕事は図面を引くだけでなく、
お施主様への説明や建設現場の監理まで行う。
今はアーケードの中に移転してカフェとコワーキングスペースが併設された場所になり、地域の人がコーヒーを飲みに来たり、商店街の人とお喋りしたりと、いろんな人がやってきます。忙しくはあるけれど、その中でもスタッフ同士、インターン生も含めて事務所周辺の人たちとも仲が良い。設計や建築をやっているだけじゃない、コミュニティに溶け込んだひらかれた感じが好きで、インターンが終わる日にはもう、ここに就職しようと決めました。
 

島原暮らしでよかったところ、また苦労したところはどこですか?

 
長崎市までちょっと遠いところ。僕が長崎市に知り合いが多いのもあるけれど、服を買いに行きたいとか、映画館に行きたいとか、いい感じの本屋さんに行きたいとか、そういうのはしづらい。普段使うものやある程度のことは島原で揃うけれど、ちょっと遠くに出かけたいなと思ってもそこまでが遠く感じる。島原にいいお店がもっと増えてほしいなと思います。

これから移住する方に向けて、メッセージをお願いします。


長崎や島原に定住することになったきっかけは、いろんなツテがあったけれど、結局は人が良かったから。シェアハウスやインターメディアや地域の人たちが受け入れてくれて、おおらかで面白い人たちが多くて、その人たちといろんな経験をして。最近は、実際に暮らしている人が日々の魅力を発信していくのがいいなと思って、Instagram で「#しまばらぐらし」のタグをつけて投稿しています。島原はおもしろい催しが多くて、いろんなところに行ったり、おしゃれな喫茶店に行ったり、温泉に行ったりしています。仕事だけじゃなく週末も楽しいです。


南拓海さん(建築設計事務所インターメディアスタッフ)

香川県出身。2022年に島原へ移住。横浜の大学に通っていたが、大学院に進学するときに新型コロナが流行し、横浜の大学院に在籍しつつ長崎市で研究生活を送る。島原でのインターンが充実していたため大学院を卒業後、就職のため島原へ。現在は建築設計事務所「インターメディア」で働いている。
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